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Channel: ウニモグとランクルに工作機械2
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H8ランクル80車検整備14万キロ とvolvo penta1/23

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思いもよらぬ事がおきるのが世の中の常
それを対処するのは人間

>> 出来ません

で済ませるのが一番楽な対処方法だと思う
だが、どうしても「出来ません」で済まない事もある
物理的、現実的に不可能だったら、諦めもつく

朝一番でマリーナに行く

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うなぎ屋の杉ちゃんの
レベルゲージからオイルが噴出すエンジン

このエンジンルームに


イメージ 2
このスーパーチャージャーとターボが付いている
エンジンを載せようと企んだのだが


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スーパーチャージャーが付いている分
10センチ幅も広くてエンジンルームに納まらない

でも、載せたいのでFRP大工の鎌田さんに

>> エンジンルームを大きくしてね
と、頼んだら

<< 任せなさい

と、言うので任せました
一安心したので工場に戻る


イメージ 4
昨日の続きをはじめる
ジミ~な作業


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リヤを分解


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リヤハブベアリング
ガタは多少あったがモノ的には問題は無し


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赤いハブグリスも健在


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汚れたグリスをふき取り


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一晩シンナー漬け

その間に

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ボルボD4エンジンのアフタークーラーの
組み立てを開始するが、ボルト類がネック


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塩とグリスとアルミの腐食カス
シンナーで洗う


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変わったボルトの形をしている
三角形なんですよ、このボルト

そー言えばディフェンダーでも一部に使っていたべな

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固着には有効だと感心する


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ねじ山清掃ダイスで


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めんどくさいが1ッポンづつダイスを通す


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ケース側の雌ネジも同じく


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面だしをする


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めんどくさかった、下準備が終わった


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オーリングにはこのグリス


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ボルトにはネバーシーズのマリングレード


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ねじ山に塗りこみ


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水置換防錆剤を塗る


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オーリング溝にグリスを塗る


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オーリングをセットして
合わせ面の外縁のみに液状ガスケット1207Cを
糸の細さで塗布


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少しづつ何回にも分けて締める
そうしたら


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プレートのドレン穴から
余分なグリスが排出される

このドレンの穴はオーリングがヘタって
海水がクラー本体内部に入らないように
この穴からドレンするのだべかなと、予測

この穴から海水が出ていれば
「只事じゃねぃです」
と気がつくべな


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磯太郎のエンジンだと思ったら
めんどくさい作業は必要ないと思ったが
が、
それをしてしまえば、全てがめんどくさくなるので
普段以上に気を使ってしまい、損をした

イメージ 28
明日は洗浄作業から開始
今日はここまで


ケース合わせ面の縁に液状ガスケットを塗布したのは
ケースとの間に海水が染込んでそこで腐食膨張して
合わせ面が膨らんでしまうので防水のために塗りました

現にこのエンジンの冷却系等全てのあわせ面がこんな
状態になっていたべな
船のエンジンは車以上に先手先手でメンテナンスをするのが
修理代の節約にもなるし、それ以上に安全だべな。

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