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Channel: ウニモグとランクルに工作機械2
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ランクル80ATミッションのソレノイドバルブ交換など

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3日前の朝

>> ぐえっぐえっと、エンジンがかからない
と、携帯に電話
「ぐえっぐえっ」は的確に伝わる症状

ジャンプコードを持って自宅に向かう

>> 前からエンジンの音が変と言っているのに、
  私にはこーなるのは分かっていました!!

<< ・・・・すごいなぁ~

女房にバッテリー上がりのくだりを説明するのもめんどくさいので
新品のバッテリーをプレゼントしてやる
115Dのバッテリー2個がアマゾンから届いた
一万五千円でお釣りがくる

もう「ぐえっぐえっ」と言われなくて済む



イメージ 1
昨晩からオイルを抜いておいた
オイルパンカッターで剥がす


イメージ 2
オイルが顔に垂れなくて済む


イメージ 3
7万キロの時に新品のミッションに交換してとの事だが
リビルトミッションの様だ

オイルパンの汚れは走行距離数相応で(30万キロ)
可も無く不可も無く


イメージ 4
ストレーナーも


イメージ 5
詰まりなど有るワケも無い

詰まっていたら既にミッションはぶっ壊れて乗れない状態だべな


イメージ 6
オイルパンの四隅に付いている
鉄粉寄せの磁石


イメージ 7
この磁石のお陰で汚れが拡散しない

「過走行のA/Tミッションはオイル交換すると壊れるのでダメです」

こんな都市伝説が蔓延している
全くナンセンスと言うより

オイルパンのヘソから抜いて、レベルゲージから入れると
オイルパンの底に沈殿している極小の鉄粉が舞い上がり攪拌されて
ストレーナーから多量に吸い込まれてしまい、バルブボディーに
悪さをしてしまう事があるので、こんな都市伝説が生まれたと思う

A/Tオイル交換は圧送式で行い、時間と金銭的に余裕があれば
オイルパンを降ろしてストレーナーと磁石の交換か洗浄をするのが確実!

「過走行のA/Tミッションはオイル交換すると壊れるのでダメです」
なんて言われたら、「どーして壊れるのですか」と、聞いてみて下さい


イメージ 8
カプラーからソレノイドの抵抗値を確認
短絡や断線による、基準値外の数値は出るハズもない

つ~か、グレーゾーンの数値が出ていて欲しかったべな
期待通りの抵抗値は無く4個全て基準値内だが
全交換


イメージ 9
熱湯風呂で茹で上がったオイルパン


イメージ 10
赤糊をつけて、組み付けるが糊が硬化するまで
4時間ほど放置

その間に車検整備のランクルをする

イメージ 11
2年前に左フロントキャリパーをO/Hして
今年は右側が渋かったのでO/H

これでやっと半端のリペアKITを使い切ることが出来る


イメージ 12
こんな状態でも固着はしていなかったが
タイヤの回りが、渋かったぐらいで済んでいた

その他点検をしていると


イメージ 13
オイルパンの液体ガスケットが硬化したので
ATオイル交換を開始


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20リットル交換完了

お客様と試運転をして、納車


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キャリパーを熱湯から引き上げて
明日の準備をする


イメージ 16
数値的には異常の無かったソレノイドだが
確実に変速タイムラグは減ったとの事
年に数度おきる、3速発進の様な感じが
直ってくれたらなと、思う

点検する時に限って症状は現れないのが不満


イメージ 17
きょうはここまで



明日も休日なんだなぁ~

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