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Channel: ウニモグとランクルに工作機械2
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ンクル60改、37万キロ、キングピンベアリングプレロード調整

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雨が寝室の窓を叩く音で目が覚める
まだ5時じゃねぇ~かよ、つーか何で雨なのよ

この冬は除雪が1回だけ、それもかる~くで済んでしまう様だ
登別に降る雪が道東地方に行ってしまった。

この冬楽した分の「シッペ返し」が怖い。




イメージ 1
カップワイヤーでナックルの玉磨き
時々頭にワイヤーが刺さる
カメラマンにも刺さる

錆止めを塗って放置


イメージ 2
ゴリゴリ感のある
左のドライブシャフト


イメージ 3
この表情で、どれぐらい苦戦をしたか
想像してください


イメージ 4
腕がぁ~~~


イメージ 5
ゴリゴリ感の原因が


イメージ 6
判明した

フルタイム4WDだと、「交換」を薦めるが
パートタイムだし


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バリもでているし、集中応力を逃がす為


イメージ 8
面を取った


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回転砥石に見えるけど
「スポンジバフ」

ポート研磨の鏡面仕上げなどに使ってた


イメージ 10
表面の荒れがきになるので


イメージ 11
スポンジバフで磨くと


イメージ 12
こんなに綺麗になる


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アウターケースはOKなので


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モリコートを塗布して


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インナーレースに球にグリスを入れて


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スナップリングを
すぼめながら


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ガツンと一撃


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中のグリスが押し出されて
挿入完了


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ナックルアームと


イメージ 20
ケースンドルの勘合面のサビを
撤去


イメージ 21
又、洗浄して


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下準備が完了


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新品のスタッドボルトには
高強度ネジロック塗布


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シムを用意して


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キングピンベアリングには
超高荷重用のグリス


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アウターレースにも塗布


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下側のシムは既存の厚さから
大きく変わる事は無いので
同じ厚さの新品を挿入


イメージ 28
正式なプレロード調整はSSTも必要だし、やり方も堅苦しいので
簡易的には、分解時に入っていたシムより厚いシムを選んで入れたら


イメージ 29
大概はプレロードが緩いので


イメージ 30
最低単位(0.1ミリ)づつ薄くしていけば


イメージ 31
その内に丁度良いプレロードになる
修理書通りのバネばかりで調整する時は最大荷重の
5キロの力で動き出す様にするのが吉

バネばかりは船に積みっぱなしなので
毎度、腕の感覚でセット

このランクるの場合はリーフ逆付け、シャックルもリバースなので
シミー現象対策の為、少しきつめに調整


イメージ 32
グリスをケースに盛り
ドライブシャフトを入れて


イメージ 33
今日は終了


修理する側としてリスクを避けるのであれば
怪しい物は交換するのが、双方にとっても良いとは思うけど
予算も考慮して、良否を見極める目を養うのが難しいべな。

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