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Channel: ウニモグとランクルに工作機械2
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H6年22万キロ、ランクル80とランクル76

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>> 忙しそうですね

と、言われるのですが、忙しくは無いです。
ヒマでもないのですが、マイペースでのんびりしているので
傍から見た目には「忙しそう」に見えるだけだべな。

見える、見えない

見えないほうが幸せの場合もある

一般のお客様は車の下や、分解した所は中々見るチャンスは無いと思います。



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今年4月に納車され、まだ新車の匂いがする
限定発売のランクル76

60キロ離れた街から、エンジンオイル交換に来て頂きました

下に潜り、オイルパンのドレンを緩め
下から車の裏側を眺めた

オイル交換を済ませ、リフトアップしてお客様にお話をお伺いする

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>> 防錆塗装をしたような痕跡があるのですが
<< はい、納車前に防錆塗装をしました

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>> どこで塗装をしたのですか
<< 販売元でしてもらいました

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>> 部分的な防錆塗装ですか
<< ??えっどうしてですか

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>> リフトアップしていますので、見てみますか
<< はい、見ます

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>> サービスで塗ってもらったのですか
<< 違います、お金は払ってます

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>> 塗ってい無い箇所が多いのでタダで塗ったのかと思いました
<< ・・・・

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>> 下から見たのは初めてですか
<< はい・・・
>> 中々見るチャンスはないですからね
<< もう既にさびている


見せないほうが幸せだったかも知れません
救いは冬を越してはい無いので、塩まみれには
なってい無いのが唯一の救い


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ランクル80の続きを開始
ナックルキングピンベアリングには
超極圧グリス

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コーン側にもタップリと

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ドライブシャフトアウターのインナーを分解

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分解した箇所とまた同じ所に組む
バラバラにはしてはダメなので
球とインナーアウターレースに番号を書く

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モリブデンコートを吹きかけながら
球を入れていく

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途中作業は割愛
ナックルアームのボルトとテーパーコーンワッシャーを
再使用する時はできるだけ錆を除去してから
キチンとトルク管理をして締める

キングピンベアリングのプレロード調整をするシムは数種類有るが
ほとんどの場合0.2ミリで間に合う
シムは再使用せず、その都度交換

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来年の春も蕗採りに行く為に
深い川を渡るのだろうから

かなり多めにグリスを入れた

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中々見る機会の無いハブベアリングが入る部分

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整備履歴は不明だが、あまり質の良くない
工場で整備されてたようだ

ハブシールを抜く時にマイナスドライバーなどを
打ち込んで抜いた跡がくっきり

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(3年前に分解した時にバリが出ていたのを修正済み)

このような整備方法もそこの工場では
代々伝統で受け継がれているのだべな

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持ち主の磯太郎は
>> 防水じゃなかったのね

と、初めて気が付いた様だ

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本人了承の元
バックプレートを撤去

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マイペースで今日も一日が終わった

見えない、見られない所こそ
丁寧に仕事をするようにと
自分自身にも言い聞かせる。

H6年22万キロ、ランクル80、足廻りだけ完成

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今月車検整備をしたH2年のマニュアルミッションのランクル80

>> 今まではガンガン坂道を登れたのに、40キロ以下のスピードしかでないの
  おかげで大渋滞で後ろの車は数珠繋ぎで恥ずかしかったわ

<< シフトダウンすれば良かったのに

>> ナニそれ、今までは何とも無かったのに、車検が終わったらダメになったのに
  何とかならないの!


毎日毎日、思い出したら俺のそばに来て、「登らないの、遅いの」と言う

>> あんた、直せないの?

女房にシフトダウンを説明しても無駄だし、毎日うるさいので
噴射ポンの調整をしてやった

<< 試運転して来い

戻ってきたので結果を聞くと

<< わかんないわ


クレーム処理は迅速に!!



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半日かけて作った出入り口

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使い方を覚えたようで

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入ったり

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出たりする

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バックプレートを撤去したので
むき出しになるダストシールに
防錆ワックスを塗布

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ハブを組み付け
ドラシャのスプラインには
超極圧グリス塗布

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タイロッドエンドブーツ内に
MOグリス注入

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ショックブッシュ交換

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ゴムブッシュを組む時は
鉱物系のグリスはNGなので
シリコングリスを塗布

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リヤハブ廻りの点検清掃

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基本は清掃

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毎年点検清掃していれば
そう簡単に固着なごはしない

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トランスファーにデフオイルを交換

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俺のシルバーウィークが終わった


今後の省力化のために、今日は少し時間を割いて、バレル研磨機を物色していた。
回転バレルで用は足りる、回転バレルは構造が簡単なので自作も簡単だが
製作するための時間が持てない

新品や中古を買うにしても財布の中身が乏しく、更に運賃が痛い

さてさて、どうしようかなと思案中。

H6年22万キロ、ランクル80、デフロックアクチュエーター

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8月の放浪生活で寝るベッドはウナギの寝床で

両手を広げ大の字では寝れない

体がコンパクトに出来ているので、その寝床でも充分安眠できる

自宅に戻ればベッドで大の字になって寝れる

9月も4週目になると明け方の気温が下がり、タオルケットが必用になってきたが

猫共も自分の毛だけでは寒いようで、ワラワラとベットに集まりだした

一匹や二匹だと害は無いが、八匹の猫が俺と女房のベットを占領する

両脇に一匹づつ、足元に一匹、枕元か腹の上に一匹


これじゃ~寝返りも出来ないべし、「頭を撫でれ、腹をさすれ」とせがむ猫も居て

撫でている手を休めると、前足で「サボるなよ」と顔を叩かれる

俺も眠たいので寝ぼけながら手が休まると、爪を出して引っかかれる


船の中のほうがゆっくりと安眠できた。





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シャシブラの準備
>> 助手席のドア下と、ステップが錆で浮いてきたので目立たなくな!

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バリバリをすると、パテが盛ってあり、その下で錆が増殖していた

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穴が開けばのり付きのFRPを張るが

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大きくは空かない

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ステップをバリバリし
ベルトサンダーで削る段取りのため

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カバーを外すと、ステップを一度切開して
板金をした跡があるが、芋溶接で穴が空いていた

カバーの裏で見えないからなぁ~

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穴を埋めて、エポキシの錆止めを塗布

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錆止めが乾くまで放置

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>> リヤデフロックが入らない

以前も入らなくて点検したら
アクチュエーターのロッドとシフトフォークを
固定するボルトが曲がっていた
本来は専用の硬いボルトを使っているのだが
普通のナマシボルトが入っていて、おまけにネジピッチが違っていたが
何とか復旧させて、デフロックが作動するようになったが

又入らなくなったのは、別の原因だろうと思うので
アクチュエーターAssyを外す

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モーター部分もケースの外側が
塩で腐蝕して浮き上がり、内部に水が入る

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ウォームギヤとスイッチ部分も同じ

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オマケにこの部分が曲がっていて
シャフトを押し付けるバネが外れていた

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アクチュエーターを新品に交換するのだが

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一度分解して

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基盤にこれでコーティングをして

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ケースの外側部分にシール材を塗る

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ギヤケースも同じく

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防錆液も少量塗布
この状態で組み付ければ安心

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シャシブラの準備
浮き錆は

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バリバリ

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エポキシの錆止めが乾いたので
厚塗りアンダーコートを塗りつけて
誤魔化す

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塗り開始

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塗り完了

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錆が浮いているよりは
ナンボかマシなレベル

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明日検査で今日は終了



デフロックアクチュエーターの新品の価格が
以前より安い価格になったので、余裕があれば
交換したほうが良いですが、その際には一度分解を!!

H6年22万キロ、ランクル80検査完了とグリスの実験

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世の中グレーゾーンはいっぱい有る、自動車の検査にしても同じ

「検査の時だけ」そんな事はごまんとある

目先の「一位」とか「お金」とか「綺麗なネイちゃん」に目がくらみ「不正に手を染める」

バレたら倍返しでは済まないね。


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磯太郎のランクル80は、世間一般に言うフォグランプが4個付いている
フォグランプとして4個同時点灯すれば、車検時の検査では「×」になる
しかし2個のフォグランプを作業灯として走行中に点灯させないのであれば「○」だ

フォグランプと作業灯の違いの定義などは無く
使う本人が「これは作業灯です」と誰にでも理解できるような
処置をして、「走行中には使いません」と誰にでも理解できる
処置をしたら、検査では「○」を頂ける

「どんな方法なのか」をここで説明するのは
認識の違いなどでトラブルになる場合もあると思うので
俺がやっている「処置方法」は公開はしないが

どうしたら良いのかを知りたいのであれば「陸運支局の整備課」
に聞けば教えてくれるハズですが、質問上手でなければダメ。

それと、助手席側のインパネにナビのモニターが固定されている
「乗用車登録」であれば、検査に不合格
あいにく磯太郎のランクルは「貨物登録」なので指導で済む

>> 危険なので極力助手席には固定しないで下さい
<< はい、磯太郎にその様に言っておきますから

グレーソーンがいっぱいで、ファジィーな判断も時には必要


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たかがグリスなのですが
値段もピンキリ

使う用途に応じての種類も沢山有る


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ナックルやハブベアリングには
是非使いたいグリスです

特に蕗を採りに行くために深い川を渡るような
オーナーさんの車には最適!!

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耐極圧を測定比較するマシン
テストピースのベアリングのコロを
回転する金属に押し当てて磨耗度合いを目で見ることが出来ます
押し当てる力はウエイトの枚数を変えていきます

ウエイト1枚はレバー比で14キロの重さになります

昔はよ~くワコーズさんが自社オイルの極圧性能の良さを
誇るために、全国を巡業していた

今回タイホウコウザイさんがグリスで実験

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安いモリブデン入りのジャバラグリス

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ウエイト3枚でもこの状態で
溶着もあり

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トヨタ純正のナックル用スペシャルグリス
似たようなもん

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ドイツのウルトさんのグリス
見分けが付かないが、先のモリブデン系よりは
マシかな

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オベロンの超極圧グリス
ウエイトは6枚の倍で削れる音が出始めた

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今回自信を持って実験に挑んだ
バイソル、W101

ウエイト7枚でもこの状態でした

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因みに、一般的なベアリンググリス
ウエイト2枚でも音が出始めました

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当工場で時々過走行のオイル喰いやメカニカルノイズが大きいエンジンに入れる
オイルで実験

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これだけのウエイトでも計測不能

デフオイルの実力です



今回の極圧実験だけで優劣の判断は出来ませんが
参考にはなると思います。

この「バイソル、W101」の良い所は極圧性能もそうですが
「耐水性及び防錆性に優れています」
と、特徴に書いてありました。

悪いところと言えば
値段的にはオベロンと同等で、トヨタ純正スペシャルグリスの
4倍です。

日産、S20エンジンのウオーターポンプ

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免許の更新が控えている

前回は何とか「眼鏡使用」は避けられたが

今回はどう足掻いても視力検査は無理だろうな



生産終了になったAssyとシールやシャフトなどのインナー部品


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オーバーホールの内容は前回と同じ手法だが
もう少しきれいな外観にしたいと思うので
道具の調達にもう少し時間が必要だ


今日は女房と共に「眼鏡」を作りに行った
若ければデートになるのだろうがなぁ~

H8年20万キロとH6年19万キロランクル80、シャシ洗浄

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代車2台が戻ってきたので、2台の入庫をして頂いた。



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一台目洗浄


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二台目の写真撮り忘れ
なんと、今日は下回り洗浄だけで終わりでした

今日は車の受け入れやその他の受け入れで
終わってしまった。

明日は頑張ろう!

ジェットジゼル、モデルJEX-24などナド

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通関手続きが遅いなぁ~と思っていたら

今日配達された

遅い理由が判明した



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日本国民には納税の義務がござぁいます

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JETCHISEL ジェットタガネ モデルJEX-24
通称バリバリ

予備にと思って買ったのだが

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箱が大きく

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中には3台のこれが入っていた
予備にと思って1台のハズだが
気前良く3台も買ってしまった様だ

同型品がアマゾンでは
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%AC%E3%83%8D+JEX-24

日本仕様ではないのでお安く致しますので
ご入用の方がいらっしゃいましたら
一台税込み関税込みの大特価ブログ特別価格の

¥27.000円で助けてください!!

消耗部品は国内製品と同じですのでご安心下さい。
送料は無料です。

H8年ランクル80、20万キロ整備開始

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毎週毎週、モノタロウやパーマンやストレートにアストロetc・・・

などから、「今日は特売日でこれがお徳!!」のメールが来る

必ず目を通すのだが、『安かろう、悪かろう』の物ばかりでもない

オマケに「送料は無料ね」なんて書いてあればポチッとしたくなる

使い捨ての消耗品などはポチるが、後に修理などに出す都合のあるものは

地元のバンセールスさんや商社さんから購入する


しかし、普段の実売価格と比べたら半値以下とか、3分の1なんてのもある

思わずポチッとするが、勝率は五分五分

送られてきた工具などを

>> こったらモン使えねぇ~

と、言ってしまったら

経理担当者にヤキが入るので、言わない。


全て
>> 必用だから

で済ませている。


時には現金を握りしめて買出しに行くが
買い物予定の品物が、時として違う物を買ってしまうこともある
現金を持っての買い物は要注意

先日、ガーラ便利屋さんにあった大き目の「ステンレスのバット」を買いに行ったら

戦前の蓄音機とレコードのセットを買わされてしまった。

持ち帰ると

経理担当が

>> ど~すんのこんな物
<< いやぁ~~あのぅ~二人で懐かしい曲でも聞くべ

しかし、俺も女房も戦前の歌謡曲は知らない。



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昨年初入庫のGX


今年は楽が出来そうだ

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ひと手間をかけた分だけ
自分自身が気持ちよく点検できる

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点検と言っても清掃が主な仕事

リヤのサイドブレーキバックプレートは
錆で変形してしまうので、鉄板の合わせ目にも
沁みこむラストップ307を塗布

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おニュ~のバリバリです

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傷が付いている所は
ローバルのタッチアップ

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とらんすふぁーにデフオイル交換

こはリヤデフですが、見た目にはオイルは綺麗です

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が、
ドレンボルトの磁石には
鉄粉

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鉄粉を取った状態の磁石はこんなに細いです

オイル交換とエンジン廻りの点検を済ませたら

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シャシブラ塗装

今回からニューアイテムの20WLED投光器を
クビからぶら下げる
充電式ではないのが、玉に瑕

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塗り完了

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掃除を済ませ
終了


昨年の苦労が報われた一日でした!

H6年19万キロランクル80整備開始

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最近は自家製の果実酒を晩酌している
炭酸で割って飲んでいるが、350CCのグラスで3杯も飲めば定量

本当はもっと飲みたいが、それ以上飲むと次の日に残るようになってきた

酒の肴も昔ほど喰えないが、チビチビダラダラと晩酌をしていると午前様

ここ数日の〆は、コストコの「ティラミス」
でかい容器でしか売ってい無いのがネック
3日目になると少し飽きてくるが、女房は朝と晩喰っている。

今日はポテトチップに付けて喰ってみよう!


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昨日塗って一晩放置したので組み付け
テスターをかけて明日1R検査

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初入庫のランクル80
整備履歴は不明

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右側から点検開始
Fキャリパー張り付き

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ブレーキホースもダメ

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ハブフランジを外すと錆

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ハブはガタガタだった
ベアリングは

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虫食いでダメ

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インナーベアリングも物凄い状態

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淡々と分解を進める

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デロデロ
この状態のナックルを分解するので
手もデロデロで、デジカメを持てない

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次は左側
何故か内側のディスク面が異常に薄い
これは減って薄くなったのとは
違うべな

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ハブを外したらこの状態

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片面だけ研磨したようだけど
ここまで薄くするのは
勇気が必要だったべな

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奥まったオイルシールも
シール抜きで抜きましょう

決してマイナスドライバーなどを打ち込んで
抜いたらダメだべな

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下廻りを洗っている時に偶然発見した

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スプリング&ショックマウントの
亀裂を

初めて見ました

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フロントハブ、ナックル分解完了

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左リヤ廻りから点検
キャリパースライドピンとブッシュが激シブで
抜こうとしたら、ブッシュごと抜けてきた

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シリコングリスは塗られて無いみたいだし
サポートのブッシュが入る穴も錆で狭くなっている

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リヤシャフトを抜くと

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こんな状態で

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デフオイルを抜くと
まっ茶色

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ドレンの磁石に咲いた鉄粉の花

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ロックナットを外したらハブの中は

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こんな状態で

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ベアリングは全滅

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右リヤです

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ココアかチョコレートか

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右側のスライドピンも激シブで同じ状態だったが
ゴムブッシュには使ってはダメなパッドシムに塗る「鳴き止め剤」
だと思われる黒いグリスが塗られていて、ブッシュが犯されていた

右側のパッドだけ比較的新しい物が付いていた

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自画自賛のSSTで楽にアウターを分解

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グリスだらけの部品をシンナーに漬け込み
一晩放置

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足廻りの分解だけで

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一日が終わった



グリスに水分が混入すると著しく潤滑性能が損なわれます。
今回のような状態が進むと、間違いなくベアリングが
焼きついて「ハブ損傷、ブレーキ廻り損傷」
時には走行不能になり、どえらい修理費になってしまいます。

H6年19万キロランクル80部品洗浄と磨き

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>> 私じゃないのよ、黒ポンがしたのよ

事務所に入ると女房が叫んだ

女房の机の上には「自由猫黒ポン」専用の座布団がある

匂う、明らかに屁の匂いだ

>> こんな時にお客さんが来たら勘違いされてしまうわ

<< へぇ~~


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15分で検査を終え、急いで戻る

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錆びて固着したキャリパーのピストン抜きシステム

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4ポッドキャリパーのピストンがこんな状態だったら
抜く手間を考えると、交換される確立が高い

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チョッとの工夫で

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抜く事は可能
道具は使い様

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一晩シンナに漬け込んでいた
グリスまみれだった部品を引き上げ
熱湯洗浄機に入れる

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パッドサポートは超音波洗浄機に

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部品がゆであがった

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エアブローをして

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どれどれを磨くか

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吟味する

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キャリパーサポートのスライドピンブッシュが入る
穴の奥が錆で細くなっている

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粉が入って欲しくない箇所に
スポンジを詰めて

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ブラスト準備ができた

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磨き完了

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ローバル塗布

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勘合面にはラストップ307塗布

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磨きと防錆が終わった

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これだけで一日が終了

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猫が屁をコイてわりぃ~のかよ


最近ようやく慣れてきて、少しだけ抱っこできるようになった

が、今日、抱っこしたら「スカシッペ」しやがった

女房が言っていたことは本当だった。

H6年19万キロランクル80ショックマウント亀裂修理とナックル

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遠方のお客様かヘルプコール
問診するとオルタネーターがダメなようだ
バッテリーだけで登別まで走って来れる距離ではない
じゃ~引き取りに行くかと言うと、直ぐには行けない

道内で一軒だけお付き合いしているショップさんに
>> 修理に行ける、お願いね!

「ガレージウーピー」の社長に泣きつく


今はまだ認証工場じゃないですが、準備中です。

札幌近郊のお客様で、「登別まで行くにしては高速代と燃料代のほうが高くつく」
様な修理は、ウーピーさんに行くのも良いかと思います。

行く時には必ず

>> ロウトルに言われて来ました

と、一言添えてください、そうすると何時もより一層丁寧な作業をしてくれます。

オルタのリビルトの手配に出張修理の手配も済ませ
お客様に連絡をして朝の一仕事を終えたと思ったが
大事な段取りがあった

遠方より重量物を登別まで送る手配をするが
梱包状態や、チャーター便の運賃などで手間取ってしまう。
電話一本で修理の依頼や重量物の運搬も出きるのは助かるべな。


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ナックルの根元のスプリングとショックベースの亀裂
の修理から始める

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亀裂の先端にポンチを宛がい

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ガツンと一撃

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穴を開けて、亀裂がこれから先に進まないように
縁を切る

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リューターで元もとの溶接目を削る

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スパッタ防止養生シートを巻きつける

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溶接準備完了

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その前にバッテリーのアースを外すか
サージ電圧を吸収する中身は多分コンデンサーで
LEDを点灯させる抵抗だけの簡単なもんだベナと・・・

ここで少し能書き

溶接作業を現車上でする場合はバッテリーのアースを外すのが条件です

その他バッテリーを交換する時に、電装関係のメモリーを消去させないために
エンジンをかけっぱなしで、バッテリー端子を外すのは絶対にやらない事
オルタネーターの逆起電流がECUに入りパンクする事もある
最近のECUは逆起電流防止の回路はあるが、万が一もあるし
使われているECUは一個だけではないべな

>> 今までは何とも無かったから大丈夫

なんてことを繰り返していると、その内に痛い目に合うべ

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溶接中

ここでも能書きを少し
アースをする場所は、溶接する場所に極近い箇所に!

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溶接完了

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左右の球の錆を

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磨いて

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錆止めを塗って
亀裂修理完了

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次はキャリパーの組み付け
ブーツが嵌る箇所から錆びるので
溝には多めにラバーグリス塗布

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ここにはタップリ塗るほうが
後々のため

ここで能書きを少し
ディスクパッドの裏につけるアンチスキッドプレートに
ケミカル屋さんの策に騙されて「鳴き止めグリス」を
多量に塗っているのに遭遇するのですが、使うグリスが
鉱物系の場合はダストブーツを侵し膨潤させて破けたり
伸びて水が浸入したりするので、ピストン側に塗りたくる
のは良くない
仮にシリコン系のゴムを侵さない鳴き止めグリスでも
多量に塗りつけるのは、ホコリや小砂利をブーツに
巻き込む事も多々あるので、塗らない方が良いと思う

俺は塗らなが、それによっての不具合などは今まで
一度も経験したことはない

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エア抜きのときにブレーキ油がにじみ出るので
エア抜きブリーダーにはシールテープ巻き巻き

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古いガスケットを剥がして磨くと

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矢を入れてコーンワッシャーを抜いた跡の
イバリが見えた

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めくれ上がったイバリを修正

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熱湯洗浄してベアリングを交換

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普通のグリスでハブベアリングを組む

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ナックルのキングピンベアリングのプレロード測定
基準値は2.5~4.5キロ

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右側OK

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左側もOK

ほぼ間違いなく新品の0.2ミリのシムを使えば
基準値内に収まりますが、

それはナックルアームと
ベアリングキャップやナックルケースの勘合面を
綺麗に錆を落とした状態でなければ、ダメで
スタッドボルトも対策品に交換して、締め付けも
トルク管理をきっちりとね!

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今日はここまで

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何だか物凄い風速だ
厳重な戸締りだ



汚い状態では見えてこない不良箇所が多い

10月のウニモグ

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Unimog Typ u52 (u421)Baujahr 1972

このU421と言うタイプはは日本に80台しか輸入されていません
とても貴重なウニモグです。

H6年19万キロランクル80

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ジェットジゼル、モデルJEX-24(27.000円)

おかげ様で完売しました。

もし、ご入用の方がいらっしゃいましたらお申し付け下さい。





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強風の中、札幌よりフロントパイプの交換に
お越しくださいました

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交換完了

都市伝説的な間違った意見がネットなどで見受けられます

>> ランクルのフロントパイプやマフラーを太くしたら低速トルクがスカスカになる

全くのデマです!

このフロントパイプに交換しても劇的な変化は体感できないと思いますが
確実に低速からブースとの立ち上がりが早くなります。
乗りにくくなることは無いべな    

試運転と若干の調整をして完了


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バラバラになったドライブシャフトアウターに
高純度のモリブデンペーストを吹きかけて

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インナーレースと球を元通りに組み込み
スペシャルグリスを詰め込み

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合体

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ナックルケース容量の4分の3の分量のグリスを詰めて
シャフトを挿入

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挿入してから更に盛る

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スピンドルを組み付けてダストシールと
陰になる部分に錆止め塗布

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新品のローターの内側に
ローバル塗布

乾くまで放置

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チョコレート色のグリスだった
リヤアクスル廻り

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こんな状態なので

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ダイソーの歯ブラシで磨いて

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仕上げはカップワイヤーで
錆落とし

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磨き完了

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シャフトシールを抜くと
この部分も錆びていた

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磨く

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左側磨き完了

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右側はホーシングの中に錆色になったオイルが
残っているし、中も汚い

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ウエスで清掃

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バックプレートには
ラストップ307塗布

鉄板の合わせ目に染み込んで行きます

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フロントハブを組むが

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バックプレートレス

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今日はここまで


のんびり構えていると
あっという間に初雪が降ります。

のんびり整備をしていると
あっという間に一日が終わってしまいます。

H6年19万キロランクル80ブレーキグリス

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ブレーキキャリパーに使うグリスは二種類ある

使い方を間違えると、お客さんの財布が傷む

過去に初めて入庫した車両で見受けられた、財布を傷ませる症状の数々



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これはランクル80の修理書
グリスを塗る場所は指定されている

この絵だけを見て判断するのは、少し難しいかも
だけど、諸先輩から指導を受ければ簡単なことだ

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シムKITにはゴールド色のグリスが付属している

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このグリスの使い方は

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NO2のシムに少量塗り

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ディスクパッドに貼り付け

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表面にも少量の
「ブレーキグリス」を塗布

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次に何も塗ってい無い
NO1のシムを

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貼り付ける
次には

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ディスクパッドの横の面に
少量塗布

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ピカピカのピストン側には余計なグリスを
塗らないでキャリパーにパッドを組む

そーすると、お客様の財布は傷まない

ピカピカのピストン側にブレーキグリスをサービスでタップリ塗って
ダストブーツが膨潤して破れでもした状態で、他工場に入庫したら

>> お客様、これを塗りたくった工場にやさしく現状を説明したほうが
  お客様と、それを塗った整備士さんの未来の為には良いと思います

と、余計な入れ知恵をするジジイが居るかも知れません

最終的には塗りたくった工場の金庫が痛むことになる場合がありますが
多くの場合は

<< うちじゃ塗ってない、知らない、そんな事は無い

などと、ばっくれられてお客様の財布が傷む事になります。


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ジャイアン教頭先生のエルグランドは
オイル交換時にメーカー指定されたオイル粘度を使えば
2000キロも走れば、エンジンオイル警告灯が
親切にも点灯してくれます。

>> エンジンがダメだから新車だね


日本の主要産業である自動車販売会社の営業マンは
会社の利益と己の成績のために、手もみをしながら
巧みな営業をするのが妥当だと思います

が、ジャイアン教頭先生の懐具合は無視

困ったジャイアン教頭先生は
校長先生に相談するのではなく
俺の所に来て

>> どうしたらいいの、何とかならないの
<< じゃ~文句は言うなよ

デフオイルを3リットルほどエンジンに入れてオマケに
ニューテックのNC81を1本入れ、残りの量のオイルは
15W-50を入れました
オイルの容量は5.4リットルです

それから5000キロ走って、オイル交換に見えられました

結果、2.5リットル程減っていました

今回はデフオイルを4リットルにしました

皆さんはこんな固いオイルを入れたら
「燃費が悪くなるエンジンが壊れる」
と、思うだろうと思いますので、ジャイアンに聞いてみました

>> 先生、燃費はどれぐらいになったの

<< 9キロは走るようになったのと、長距離で10キロも時々

>> 元と比べては?

<< 良くなった


エンジンは3500CCのVQ35DE です

で、最終的な結果は俺が儲かります!


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で、ランクルの続き

外したタイロッドエンドにはグリスを注入

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取付けしたら、入れたグリスが出てきやがった

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どうやら、劣化してひび割れていたようだが

グリスを注入しなかったら、完全に見落としていたべな

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常時在庫してある汎用のエンドブーツ

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有ると便利な
ワイヤーツイスターを

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こよって

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こんな風にして

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バンドの代わりにします

もちろん3箇所の交換をすませた

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シャシブラの下準備
ラストップ307を

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シャシブラが入りずらい所とか

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地肌が出ている部分と

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ボディー裏面のスポット溶接部分に塗布

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このスライドピンが入る部分に塗るのはシリコン系のグリス
今日は塗りつける作業ばかり

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ホイルのディスク面には
防錆ワックス塗布

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牛歩戦術みたいな一日が終わった



ディスクパッドに使う鳴き止め剤は
ブレーキ鳴きがすれば、使えばいいだけで
鳴かないのであれば、塗らなくても良いのではないべかな

H6年19万キロランクル80スパイダーニップル折れ修理で完成

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今日から事務所の暖房を点火
工場の廃油ストーブ設置はまだ先
ももしきと長袖シャツもまだ先

廃油ストーブが点火されると女房が喜ぶ季節

>> 干し芋の受付は来月からよ~~




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前回からのニューアイテム

首から下げているコストコで買ったLEDの投光器

今朝のコストコからのメールで

>> LED投光器を1,000円安くしたから

2台買ったので2000円損した

1,000円高い投光器はとても明るく隅々まで照らされて
楽に塗り終わる

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シャシブラを塗り終わってから
プロペラシャフトスパイダーのグリスアップをするのだが

フロントデフ側のグリスニップルが無い

ランクル80のスパイダーは2種類あり
ニップルがネジ式と圧入式があって
ネジ式は補修部品として用意あしてあるが

圧入タイプは無い
参ったな

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在庫してある太いニップルを分解

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ニップルの穴の径が測れないので
現物合わせで

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外径をあわせる

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圧入なのできつめに削ったが
どうやって圧入しようかな

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アノ手この手でやっと圧入できた

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グリスアップをして

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錆色のグリスを押し出す

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外した外装を組み付けて

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終了


フレームナンバーで部品を調べるとニップルだけの
部品番号が出てきたので、ダメ元で注文してみよう

H15年ランクル70、HZJ76、16万キロとランクル80A/T点検

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世の中分らない事だらけで、それを知りたいとか欲しい道具の使い方や性能などを、
予備知識としてメーカーさんなどに問い合わせのメールや電話をします。

>> 登別で超零細整備工場を営んでいる、ロウトルと申します。

先ずは、己の自己紹介
教えを請うに当たっての最低限度のマナーだと思います。

私の所にもメールや電話での問い合わせがあります。
メールでの問い合わせの内容で、連絡先や氏名など無記名でしたら
速攻でゴミ箱行きで済みますが、電話ですとそうも行かない

>> ちょっと聞きますが、アレとコレはどうなんすかねぇ~分りますかぁ~

いきなりこんな会話からだと、俺も同じレベルでの対応になります。

<< わかんないっすね!

当たり障りの無い範囲ではお答え致しますが

俺は名無しさんのウキペディアでもねぇ~し、しゃべるぐーぐるさんでもねぇ~ぞ!

と、正直思います。




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明日検査のランクルの試運転とテスター
社外HIDだとライト検査の前に
バーナーの暖機運転をしていたほうが
安心

何もしないで、検査の直前に点灯させたら
左側だけが、時として光度不足のため
×になる時がある

(検査は左側から開始)

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業者さんからの依頼
ATの変速が変だ

点検するに当たって、一番重要なのは
「問診」
業者さんにお願いして、直接オーナーさんと話させて頂き
問診をする

ある一定条件で起きる不具合?らしいのですが
再現性が少ない状態らしく、試運転で出るかどうか
不確定だが、先ずは試運転

コレと言った不良は体感できずで、あすダイアグとTT電圧を測定して
もう一度、何も出なければ難しいなぁ~

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で、次は70
先ずは下廻りの洗浄から

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あ~だこ~だしていたら
松岡マン運輸さんが荷物を持ってきたので
移動させるのに、キャスターを付ける

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かなぁ~りの紆余曲折があり
コレに落ち着いたのですが
その内に道具の書庫で
吉と出るか凶と出るか、別に用意したモノなど
ネタにしたいと思います

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今日はここまで



トラブルシュートは問診から
分解整備は洗浄から
問い合わせは自己紹介から

最初の始まりが肝心!

H15年ランクル70、HZJ76、16万キロ昨年の検証

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ボロボロになったスナップオンの充電式ドリルを、修理に出した

>> 定額料金払えば新品になるよ
<< 払います!!

ボロボロになったオリンパスデジカメのTG2を修理に出す

>> もうTG2のレンズが無いので、定額料金払えば新品のTG3になるよ
<< 払います!!!

定価の三割程の金額で新品になるシステム
利用しない手は無い

ボロボロのランドクルーザーを修理に出した

>> 800万円払えば最新式のランクルになりますよ!!
<< へぇ~~そうなんだ

もし
トヨタさんが定額料金修理システムを始めたら
仕事が無くなるじゃねぇ~か


さて、昨年初入庫のランクル70
お客様側にとっては手痛い修理でしたが
今年はどうなのかな
http://blogs.yahoo.co.jp/routoru_g/39295509.html

お時間が有れば昨年度分の完成するまで見てください。



イメージ 1
前廻り

イメージ 2
ナックル廻りですが、もう少しグリスが
滲む方が良いので

イメージ 3
ブラインドプラグを外して

イメージ 4
モリブデングリス注入

イメージ 5
フロントキャリパー

イメージ 6
リヤキャリパー

イメージ 7
清掃中

イメージ 8
スライドピン

イメージ 9
錆で変形していた
バックプレート

イメージ 10
見ずらいケド
異常なし

イメージ 11
ラストップ307塗布

イメージ 12
キャリパーをタッチアップで補修

イメージ 13
穴が開く寸前だったオイルパン
デブゴンで補修したが異常なし

イメージ 14
アンダーコートで誤魔化した錆穴
極端な錆の進行は無い

イメージ 15
リヤバンパーの陰になる
クロスメンバー

イメージ 16
中もマズマズの状態

イメージ 17
ご依頼事項
>> 雨が降った時などにハンドルを切るとコツンと音がする時があります

原因はフロントラテラルロッドのブッシュ

イメージ 18
交換です

イメージ 19
抜きました

イメージ 20
新品のブッシュを
挿入中

イメージ 21
ブラケットの奥の錆をバリバリ

昨年もしたのですが、錆止めの中で増殖していたので

イメージ 22
今年は防錆ワックス塗布

イメージ 23
錆の進行は止まって欲しい

イメージ 24
マフラーのステーがもげている

イメージ 25
溶接で完了

イメージ 26
数箇所の浮いている錆をバリバリ

イメージ 27
バリした跡にはラストップ307

イメージ 28
.
イメージ 29
リーフの間にもたっぷりと
イメージ 30
エンジンブロックにも
イメージ 31
塗布

昨年度の検証を終えて
今日は終了

今年はラテラルのブッシュ意外の大きな部品交換なども無く点検と
シャシブラだけで車検整備は完了になりますが

来年度以降には、マフラーやリヤスプリングのシャックルにブッシュの
交換が必用になると思います。
予防整備として交換するより、使い倒したほうが良いかな!

H15年ランクル70、HZJ76、16万キロ昨年の検証

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ボロボロになったスナップオンの充電式ドリルを、修理に出した

>> 定額料金払えば新品になるよ
<< 払います!!

ボロボロになったオリンパスデジカメのTG2を修理に出す

>> もうTG2のレンズが無いので、定額料金払えば新品のTG3になるよ
<< 払います!!!

定価の三割程の金額で新品になるシステム
利用しない手は無い

ボロボロのランドクルーザーを修理に出した

>> 800万円払えば最新式のランクルになりますよ!!
<< へぇ~~そうなんだ

もし
トヨタさんが定額料金修理システムを始めたら
仕事が無くなるじゃねぇ~か


さて、昨年初入庫のランクル70
お客様側にとっては手痛い修理でしたが
今年はどうなのかな
http://blogs.yahoo.co.jp/routoru_g/39295509.html

お時間が有れば昨年度分の完成するまで見てください。



イメージ 1
前廻り

イメージ 2
ナックル廻りですが、もう少しグリスが
滲む方が良いので

イメージ 3
ブラインドプラグを外して

イメージ 4
モリブデングリス注入

イメージ 5
フロントキャリパー

イメージ 6
リヤキャリパー

イメージ 7
清掃中

イメージ 8
スライドピン

イメージ 9
錆で変形していた
バックプレート

イメージ 10
見ずらいケド
異常なし

イメージ 11
ラストップ307塗布

イメージ 12
キャリパーをタッチアップで補修

イメージ 13
穴が開く寸前だったオイルパン
デブゴンで補修したが異常なし

イメージ 14
アンダーコートで誤魔化した錆穴
極端な錆の進行は無い

イメージ 15
リヤバンパーの陰になる
クロスメンバー

イメージ 16
中もマズマズの状態

イメージ 17
ご依頼事項
>> 雨が降った時などにハンドルを切るとコツンと音がする時があります

原因はフロントラテラルロッドのブッシュ

イメージ 18
交換です

イメージ 19
抜きました

イメージ 20
新品のブッシュを
挿入中

イメージ 21
ブラケットの奥の錆をバリバリ

昨年もしたのですが、錆止めの中で増殖していたので

イメージ 22
今年は防錆ワックス塗布

イメージ 23
錆の進行は止まって欲しい

イメージ 24
マフラーのステーがもげている

イメージ 25
溶接で完了

イメージ 26
数箇所の浮いている錆をバリバリ

イメージ 27
バリした跡にはラストップ307

イメージ 28
.
イメージ 29
リーフの間にもたっぷりと
イメージ 30
エンジンブロックにも
イメージ 31
塗布

昨年度の検証を終えて
今日は終了

今年はラテラルのブッシュ意外の大きな部品交換なども無く点検と
シャシブラだけで車検整備は完了になりますが

来年度以降には、マフラーやリヤスプリングのシャックルにブッシュの
交換が必用になると思います。
予防整備として交換するより、使い倒したほうが良いかな!

H15年ランクル70、HZJ76、16万キロ、完成とHIDはダメだった

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暫くバリカンを入れないでポヤポヤの毛が生えてくると
部分的に濃く密集している箇所が目に付いた
明らかに他の場所より黒い

部分ハゲも気になるが、ホクロのような毛も気になる

よ~く観察すると白髪に囲まれている中心の毛が黒く見えている

白黒のメッシュだとカッコいいが、この毛はシャシブラが垂れたようで
かっこ悪い、そんなことを気にすること自体が、かっこ悪いかもしれない。

頭皮に髪の毛のような タトゥーを入れたら
公衆浴場などでは入浴を拒否されるのだろうかな?




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塗り開始

イメージ 2
塗り完了
掃除を済ませたら外装の組み付けをして

イメージ 3
ライトの光軸調整をするが

スクリーンは無反応

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小糸の丸目2灯式に

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HIDでは保安基準的には

イメージ 6
不適合になる様なので
ノーマルのH4バルブに交換

HIDの傘を取ってしまったらどうなんだろう
何方かチャレンジしてください

イメージ 7
ノーマルの戻して調整完了
明日検査

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今日はここまで



陸運支局での光軸検査も落ち着いてきたようですが
無人の場合は機械判定なので、運を天に任すほか無いべな。

ライト検査とルノールーテシアエンジン始動不良とエブリー調子が悪いの

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0
光軸検査の質問がありましたので、差しさわりの無い範囲で簡単に説明致します。

今年の9月からライトの検査が変更になりました

H10年9月生産以降の車両は『すれ違い灯』「ロービーム」での検査になりました。

それが問題の始まりで、ライト光軸のカットラインの中心部の
「エルボー点」を基準にしての検査なのですが
新しいほとんどの車のライトレンズは、ガラスではなく樹脂製にになってしまい
ライトレンズが曇っていたり、反射板が熱で変形していると
ライト光軸のカットラインが不鮮明になり、中心点をテスターが認識しなかったり
違う中心点を機械が勝手に決めやがったりで、機械任せの検査では不合格が
多発しました。

バルブを社外品に交換しなくても上記の状態なんです

H4バルブを使っているヘッドライトにHIDに交換した場合は、
HIDバーナーの「傘」などがカットラインを阻害してしまい
ライトテスター自体が「こりゃダメだよ」とソッポを向いてしまいます。

機械に向かって
>> 明るいからイイべや

と、文句を言っても、人間味あふれている検査官に文句を言っても

<< 元に戻してね!

と、いう訳なんです。


検査方法改正に対して検査機器の性能が追い付いていないのと
プラスチックのライトに発熱量の多いHIDに替えたり
H4バルブのライトにHIDを組み込むと、NGになる可能性が
非常に多くなります。
検査方法を変更した検査法人?もビックリな状態だったハズです。

なので、H10年9月以前の車両はハイビームでの検査なので
面倒なエルボー点もレンズカットも関係ないのですが、特にランクル80の
社外ヘッドランプにHIDの組み合わせは、時として博打と同じになってしまいます。

左ハンドルの右のカットレンズはどうやってもNGの様です。



イメージ 1
昨日、HIDからH4に戻したH15年のランクル70
アライメント、ブレーキ、スピードメーターにヘッドライトの合計
○を四つ頂きました
が、ナンバー灯不点灯で
×を1つ頂きました


イメージ 2
工場に戻り、AT点検のランクル80
養生テープを張っていると


イメージ 3
>> エンジンがかからなくなったの
と、ルノールーテシアさんがレッカーされて来た

イメージ 4
IGキーをONにしただけで
>> やっぱり、あれだ

主原因のエンジンコントロール系は
ノ~フォルト

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アクティブテスト選択

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燃料ポンプリレーをOnしてみよう
電源電圧は12.42v

イメージ 7
では、On
命令はしているが、ポンプを駆動する電圧の変化は無し
ポンプは動いていない
やっぱりこれだ

イメージ 8
リヤシートをめくり、サービスほールを開ける

イメージ 9
フユーエルポンプを固定取り付けしている
のは、大きなプラスチックのネジ

SSTが無ければ取るのに苦労するので
アルミの板をコンターマシーンで切り出して

イメージ 10
この様にして

イメージ 11
外しました

イメージ 12
コネクターの端子をすぼめ
ポンプに活を入れると
回るようになったので
組み付けて

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アクチュエーターアクティブテスト開始
電圧は12.38v


イメージ 14
Onにすると
電力が消費され
12.26vに変化した

イメージ 15
部品が来るまで、これで移動できるようになった


イメージ 16
>> アイドリングが高くてエアコンかけたら時々エンスト

電話で話しを聞いただけで原因はたぶんあれ、ですよアレ

このピンクのエブリーは以前に
http://blogs.yahoo.co.jp/routoru_g/39801047.html
無責任な診断をしたが
http://blogs.yahoo.co.jp/routoru_g/39818133.html
結果オーライだった

今回は
>> 置いて行きますから
と、預かった

イメージ 17
何もなし
頭の中ではすでに「アレ」なものですから
点検する順番を端折った

イメージ 18
暖気後なので
この数値は異常

ECUの良否を判断する為には
冷間時でエンジン始動前の目標アイドル回転数と
ISCバルブ開度の値で、大体の良否判定が出きる

イメージ 19
と、その時エンジンオイル交換に来たランクル80
エブリーのエンジンを冷やすのに丁度良かった

イメージ 20
狭いところで、ISCの各コイルの抵抗値を測定するより
分解するのも簡単なので
もしや、の場合もある

イメージ 21
超音波洗浄

イメージ 22
洗浄完了

もしや
と、言うのは冷間時のアイドルアップはこのバイメタル式の
スロットルで行っているので、コレがカーボンなどで
固着している可能性もあった

イメージ 23
主原因は多分このISCバルブ
内部には4つのコイルがあり
それぞれの抵抗値は
28~32Ω

このコイルはOK

イメージ 24
後の3つのコイルがダメだった

コイルがショートしてECUがダメな場合もあるので

イメージ 25
ECUの判定を簡易的に判断する

エンジンが冷えているときの
ISCバルブ開度が79%の指令が出ているので
ほぼ間違いなくECUは正常だ

イメージ 26
裏づけとして、始動後に
エンジン回転数と目標値が同程度になったら
ISCバルブ開度が0パーセントになった


イメージ 27
中古部品を手配して
今日は終了




>> スロットルバルブに何かしなかった?

<< ECU交換する時ついでに、スロットルバルブが汚かったから
  ワコー○のエンジンクリーナーをタップリ使ったけど?

>> 又、ECU壊れなくて良かったね、スズキの車は2度とエンジンクリーナー
  などでスロットルを掃除しないでね!!


ダメだと思う裏づけの検証は無駄では無い

原因は不明ですが、他メーカーでもISCVなどを洗浄するときは
超音波洗浄をお勧めいたします。
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