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Channel: ウニモグとランクルに工作機械2
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H6年22万キロ、ランクル80検査完了とグリスの実験

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世の中グレーゾーンはいっぱい有る、自動車の検査にしても同じ

「検査の時だけ」そんな事はごまんとある

目先の「一位」とか「お金」とか「綺麗なネイちゃん」に目がくらみ「不正に手を染める」

バレたら倍返しでは済まないね。


イメージ 1
磯太郎のランクル80は、世間一般に言うフォグランプが4個付いている
フォグランプとして4個同時点灯すれば、車検時の検査では「×」になる
しかし2個のフォグランプを作業灯として走行中に点灯させないのであれば「○」だ

フォグランプと作業灯の違いの定義などは無く
使う本人が「これは作業灯です」と誰にでも理解できるような
処置をして、「走行中には使いません」と誰にでも理解できる
処置をしたら、検査では「○」を頂ける

「どんな方法なのか」をここで説明するのは
認識の違いなどでトラブルになる場合もあると思うので
俺がやっている「処置方法」は公開はしないが

どうしたら良いのかを知りたいのであれば「陸運支局の整備課」
に聞けば教えてくれるハズですが、質問上手でなければダメ。

それと、助手席側のインパネにナビのモニターが固定されている
「乗用車登録」であれば、検査に不合格
あいにく磯太郎のランクルは「貨物登録」なので指導で済む

>> 危険なので極力助手席には固定しないで下さい
<< はい、磯太郎にその様に言っておきますから

グレーソーンがいっぱいで、ファジィーな判断も時には必要


イメージ 2
たかがグリスなのですが
値段もピンキリ

使う用途に応じての種類も沢山有る


イメージ 3
ナックルやハブベアリングには
是非使いたいグリスです

特に蕗を採りに行くために深い川を渡るような
オーナーさんの車には最適!!

イメージ 4
耐極圧を測定比較するマシン
テストピースのベアリングのコロを
回転する金属に押し当てて磨耗度合いを目で見ることが出来ます
押し当てる力はウエイトの枚数を変えていきます

ウエイト1枚はレバー比で14キロの重さになります

昔はよ~くワコーズさんが自社オイルの極圧性能の良さを
誇るために、全国を巡業していた

今回タイホウコウザイさんがグリスで実験

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安いモリブデン入りのジャバラグリス

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ウエイト3枚でもこの状態で
溶着もあり

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トヨタ純正のナックル用スペシャルグリス
似たようなもん

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ドイツのウルトさんのグリス
見分けが付かないが、先のモリブデン系よりは
マシかな

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オベロンの超極圧グリス
ウエイトは6枚の倍で削れる音が出始めた

イメージ 10
今回自信を持って実験に挑んだ
バイソル、W101

ウエイト7枚でもこの状態でした

イメージ 11
因みに、一般的なベアリンググリス
ウエイト2枚でも音が出始めました

イメージ 12
当工場で時々過走行のオイル喰いやメカニカルノイズが大きいエンジンに入れる
オイルで実験

イメージ 13
これだけのウエイトでも計測不能

デフオイルの実力です



今回の極圧実験だけで優劣の判断は出来ませんが
参考にはなると思います。

この「バイソル、W101」の良い所は極圧性能もそうですが
「耐水性及び防錆性に優れています」
と、特徴に書いてありました。

悪いところと言えば
値段的にはオベロンと同等で、トヨタ純正スペシャルグリスの
4倍です。

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