いや~もうね
分解しながら頭の中では
チャイコフスキーの序曲「1812年」の空砲を使った最後の楽曲第五部が
鳴り響いていましたよ
分解しながら頭の中では
チャイコフスキーの序曲「1812年」の空砲を使った最後の楽曲第五部が
鳴り響いていましたよ
リヤハブは25年1月にオーバーホルされて
キャリパーは昨年26年の2月にオーバーホール済み
左側から開始
最初に見ただけで変だなと思ったのは
スライドピンのブッシュがはみ出ている事です
本来は赤線の部分はサポートに収まっているはず
何とか抜けたスライドピンですが
見て分かるでしょうか
こうしたら分かるでしょうか
曲がっていました
何故かシャフトのフランジ面の内側に
グリスが盛られていた
初めて見ました
あっ写真は撮り忘れましたが
ハブナット部分にも盛られていました
が!!
そのナットがガッチリ締まっていて
トルクレンチでどれぐらいのトルクで緩むか
測定してみたら、「270cm」で緩みましたが
ベアリングは焼けていました
通りで、リヤハブのガタが無かった訳だ
インナーベアリングのアウターレースもキズが入って当たりもダメ
右側も左と同じく
ブーツがぁ~
キャリパー本体はピストンも交換されていて
渋りも無いが、鳴き止めのグリスがタップリ
これは4輪共にタップリでした
パッドもローターも新品に交換だけど
キャリパーリペアキットに入っている
スライドピンブッシュは交換されなかったのね
捨てちゃったのかな
名カメラマンだと思うべな
肩を労わりながら4ポンドハンマーを
力いっぱい振り下ろす
予防整備の為交換
コレだけ磨耗していれば
仕方が無いと思う
ベアリングは全滅
洗浄の下準備をする
このまま熱湯洗浄機に入れてしまえば
直ぐに洗浄液がダメになるので
シンナー風呂で一晩
ランクルのリヤハブのプレロードは
締める方向に調整するのは
この様にベアリングが焼ける(締め具合によると思うけど)ので
セオリー通りに緩めが良いかと、この車が教えてくれた
ガタが出たらその都度点検と調整で
きわどい時は交換するのもお互いの為だべと思う
整備の質を考えるには
最適教材のランクル
今日はここまで
24年の左フロントハブとナックル以外は
全て同じ所での作業ですが、その24年にやったところも
同系列の販社なのがビックリ
複雑な思いです。
全て同じ所での作業ですが、その24年にやったところも
同系列の販社なのがビックリ
複雑な思いです。